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我が家の出窓のガラスが割れたのは、大雪の冬の最中でした。屋根に雪が積もって、それが昼間の太陽光で溶けて大きなつららが出来ていたのですが、それが出窓のガラスに今にも付きささりそうになっていたのです。
ある日、突然ガシャンという音がして窓ガラスにひびが入りました。屋根の雪が溶けてすべり落ちる際、つららが窓ガラスに当たったようでした。予想はしていたので仕方がないとは思いましたが、冬場の寒さもあったのでいそいでガラス修理業者を呼んで交換修理をしてもらいました。

そのときそのガラス屋さんにも言われたのですが、今年の冬は昼夜の寒暖差が激しく、どこの家でもつらら対策が大変だそうで、修理依頼もかなり増えているとのことでした。なにか良い方法はないか聞いたのですが、こまめに雪下ろしをするしかないけれど、一番良いのは強化ガラスという通常のガラスの3倍以上の強度があるガラスに交換することだというのです。
ただ強化ガラスは通常のガラスよりも値段が高いので、じゃあそうしますとも言えず、そのときは通常の窓ガラス交換にしました。それから一週間もしないうちに、またまた屋根には雪が積もり、昼間の陽気で溶けては、大きなつららを作り始めていました。夫も何度か屋根の雪下ろしをやってくれていたのですが、毎晩のように降り続ける雪にはなかなか追いつくことができません。いつのまにかこのあいだのように、屋根から大きなつららが垂れ下がっていました。

またガラスが割れては大変と思い、わたしは夫につららを落としてくれるようにお願したのですが、夫はかえってそれはよくないと言って聞きません。結局最後につららを割って綺麗に落としてもらいましたが、次の日の朝、思わぬ事態が起こりました。なんと屋根の雪が朝方落ちとき、つららを落としていたのにも関わらず、交換したばかりの窓が割れてしまったのです。
その日、強化ガラスに交換するため業者さんに連絡しました。