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窓ガラスって実はいろいろな種類があったりして、普段生活しているだけだと「そんなものまであるの?」と驚かされたりするものだったりします。普通のガラスをはじめ、火災に強いもの、空き巣などの犯罪に強いもの、断熱性が高く室内で快適に過ごせるものなど、本当にたくさん出ているんですよね。

窓の防犯ポイント | 春日部ガラス修理救急センター

そんな中で「強化ガラス」というのがあるんですが、この強化ガラス、最近のものだと強度ってどれくらいなんでしょうか。以前軍事用の防弾ガラスの強度をテレビで放送していましたが、まぁあそこまで行くと私たち庶民にはほぼ無関係ですし、あくまで普通の強化ガラスで、です。
調べてみたところ、強化ガラスは普通のフロート板ガラスに比べて、3倍程度の強度があるようです。3倍と言われても、そもそも1倍がどんな程度かわからないというのもありますが、普通のガラスだって普段生活している限りは、そうそう割れるものではありません。それが3倍と考えれば結構な強度を誇っているといえますよね。しかも、パイロクリアガラスというものになるとその強化ガラスの約2倍。フロート板ガラスから比べると6倍もの強度を誇るというのですから、驚きです。

ただ、強化ガラスはあくまで割れにくいというものであって、防犯性はほとんどないんだとか。ボールや物がぶつかる「面」の衝撃に対しては強いのですが、「点」の衝撃には弱いため、ハンマーなどで思い切り叩くと普通に割れてしまうそうです。まぁこればっかりは仕方ないのかなと思いますが、私たち消費者はわがままですから、強化ガラスというのであればそういうところもカバーしてよ、なんて思ってしまいますね。
とはいえ、普通の生活においては十分すぎる強度でしょう。簡単には割れないからといって雑に扱うようなことがなければ、窓ガラスが割れた!なんていうトラブルとは無縁の生活を送れるかもしれませんね。